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『デッドプール Vol.6:オリジナル・シン』翻訳原文比較

 ご無沙汰でした。
 最近は私事でばたばたしており、ブログの更新をすっかりうっちゃってしまっておりました。
 楽しみにしていた方がいらっしゃいましたら、本当にすいませんでした。

DP_03_06ja_FC.jpg さて、今回は『デッドプール Vol.6:オリジナル・シン』の邦訳独特のいいまわしが、原文ではどのようになっているかの比較をしてみたいと思います。
 それにしても、翻訳の刊行が8月っていうことは、もう2カ月も空いてしまってたんですね……
 上段が日本語訳で下段が原文となります。
 いつも通り、あくまで比較が目的であり、邦訳を揶揄する意図はまったくありません。そのあたりご理解いただけますようお願いいたします。

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A Conversation with Zack Davisson 試訳

 水木しげるの英訳作品があるというのは、以前に立ち寄った古書店で『のんのんばあとオレ』の実本を目にして初めて知りました。
 すごく心動かされたものの、アメコミに手を出している金銭感覚からしても、少々決断には躊躇いを覚える値段がつけられていたので、その時は泣く泣く見送りました。
 それが2年ほど前の話になるのですが、以来、なんとなく水木しげるの海外需要というのは気になっておりました。
 そこに先月、ふとながめておりましたアメコミ関係の情報サイトで、水木作品を英語翻訳している翻訳者のインタビューという記事が紹介されておりました。
「A Conversation with Zack Davisson」と題され、その名前を調べてみますと、水木しげるの鬼太郎だけでなく『昭和史』『総員玉砕せよ!』『劇画ヒットラー』などまで翻訳されており、さらに『Yurei: The Japanese Ghost』という著作までものしているとうかがい、どうやら日本のフォークロアにも詳しい方のようで俄然興味がわいてきました。
 そこで以下、試訳という形で、なんとか日本語らしいものにしてみました。
 水木しげるが海外でどのように興味を得ているのか、日本の妖怪やフォークロアの受容についてなど、先達のわずかな参考にでもなりましたら幸いです。
 とはいいましても、ひと月時間かけてこれです。もとより、誤訳、悪訳、珍訳、「そもそもこれ日本語になっているのか?」なところまで不備は数えきれないほどあると思います。御叱咤の上御教示いただけますと幸いです。

元サイトはこちらです。
http://www.tcj.com/a-conversation-with-zack-davisson/

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発売直前紹介『デッドプール Vol.6:オリジナル・シン』

DP_03_06_FC.jpg 気がつけば、第3期「Deadpool」誌の翻訳も6巻目、原書単行本は8巻までで完結となっておりますから、なんとか完走してほしいですね。
 でも、全45話と短めとはいえ、オンゴーイング誌の全話完訳だなんて、なにげに邦訳アメコミ史上で例を見ないんじゃないでしょうか。
 まあ、先の話はおいておきまして、今回は8月10日に刊行が予定されております、『デッドプール Vol.6:オリジナル・シン』の紹介を。

 こちらはサブタイトルが示すとおり、大型クロスオーバー「オリジナル・シン」のタイイン作が中心となっております。

『オリジナル・シン』は2014年に行われた大型クロスオーバーイベントです。
OS_01.jpg 月面の基地で眉間を撃ち抜かれ、両目を抉り取られるというむごたらしい姿で発見されたウォッチャーの遺体。
 果たして誰が、なんのために?
 事件の真相を追究すべくアベンジャーズが調査を開始したところ、地球では謎の怪物による襲撃が。
 思惑を異にするグループが、それぞれ絡みあいつつ行動するうちに、やがて真相のもとで衝突を起こす……
 内容としましてはサスペンス主体の、これまでのクロスオーバーとはちょっと趣きを異にするストーリーとなっています。
 雰囲気が違うといいますと、このクロスオーバー、なんだか全編にユーモア色が強いんですね。ストーリー自体はもちろんシリアスなんですが、キャラクター紹介のふきだしとかセリフで細かな笑いをとろうとしていたりしていて。冒頭でキャプテンアメリカたちが「ミート・ナイト」と称してステーキの品評をしている場面なんかも微笑ましくてくすりとさせられますし。
 ドクター・ストレンジ&パニッシャー、ウインターソルジャー&ムーンナイト&ガモーラ、ブラックパンサー&アントマン(スコット・ラング)&エマ・フロストというわかったようなわからないようなチームアップもそこはかとなく笑いを誘います。特にドクター・ストレンジとパニッシャーのデコボココンビ具合は一見の価値ありです。
 独特の得難い魅力とともに、ストーリー的にもその後のマーベル世界(特に各キャラクターの心)に大きな傷跡を残すものとなりますし、一部のキャラにとってはターニングポイントとなっているという点からもどこかが翻訳出版してほしいものですが、現状では難しそうですねえ……

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『デッドプール Vol.5:ウェディング・オブ・デッドプール』翻訳原文比較

 すっかり前の更新から間が空いてしまいましたが、私は元気です。
DP_03_05ja_FC.jpg というわけで、今回は7月なかば刊行されました『デッドプール Vol.5:ウェディング・オブ・デッドプール』の邦訳における日本語独自のいいまわしが、原文だとどうなっているかを紹介していきたいと思います。
 6月の『デッドプール:ドラキュラズ・ガントレット』は原書を持っていなかったので、こちらもひさしぶりになります。
 今回も上段に邦訳、下段に原文を掲載しております。
 なお、改めて申し上げますが、あくまでこの引用は好奇心から行っているもので、邦訳を批判するような意図は一切ございません。そもそも学生時代に「君の英語は壊滅的だね」というお墨付きをいただいた私が、そんなだいそれたことできるわけがありません。
 また、比較だけ載せても味気ないので、間に一文書いてはさみこんでいますが、同じく素人の感想程度のものですので、致命的なミス(いっぱいあると思います)を見つけて「こいつ、こんな初歩的なことも知らないんだ。馬鹿だねー」と笑う分には全然かまわないのですが(というか、そのうえでご指摘いただけますとすごい嬉しいです)、「お前の書いた愚にもつかない文章を信じて恥をかいたじゃないか、どうしてくれる!」と激昂されても当方どうしようもございませんので、あくまで駄弁と割り切っていただけますと幸いです。

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それからの「スパイダーグウェン」

 とうとう邦訳版の刊行をみたスパイダーマン系統のキャラクターの一大クロスオーバーイベント『スパイダーバース』。
ES_02_FC.jpg 古今東西のスパイダーマンが大集合! ついでに新キャラもてんこ盛り! という大盤振る舞いのなかで、その新キャラクター群からいち早く注目を集め、単独誌を確保していったのが通称スパイダーグウェンです。
 これまでのスパイダーマンのデザインを踏襲しながらも、白と黒を基調としたカラリングにパーカーをつけたコスチュームは装飾が少ないにもかかわらず非常に印象的で、私なんかもひと目見るなりすっかりその魅力にやられてしまいました。
 ちなみに何故通称かといいますと、『スパイダーバース』の作中で彼女は一度もそう名乗ってはいませんし、他のキャラクターも呼んではいないからです。
 個人誌を獲得した際に、他のスパイダーフレンズと区別するためにつけられた誌名が、彼女グウェン・ステイシーの扮するスパイダーマン(スパイダーウーマン)で「スパイダーグゥエン Spider-Gwen」なのです。
 正史世界(アース616)とは異なるパラレルワールドにおけるグウェン・ステイシーがスパイダーウーマンとなったオリジンについては、先月末に邦訳刊行された『エッジ・オブ・スパイダーバース』に掲載されておりますので、そちらを参照いただくとしまして、今回の記事ではそのスパイダーグウェンのその後につきましてざっくりと紹介してみたいと思います。

 スパイダーグウェンは夜の物語です。
 ストーリーの大部分が夕方から夜半に展開されるというのもありますが、登場人物の多くが心に大きな傷を抱えており、それが影となって蝕んでいるからです。
 その最たるものであり物語の根幹にかかわってくるものが主人公であるグウェン・ステイシーの内心の暗欝です。グウェンは望むわけでもなく思いもかけず強大な力を手に入れてしまったこと、それが結果として親友の命を奪ってしまったことに深い戸惑いを覚え、自らをどのように処していいかわからず煩悶の日々を送っています。
 いったい自分はどうすべきなのか、なにができるのか。
 それを思いながら、自身の能力を少しでも有意義に使おうとヴィジランテ活動を行っていますが、それが新たな懊悩の原因となっていきます。
 ハゲワシを思わせるヴァルチャー、死亡したピーター・パーカーの遺産であるリザード、そしてグリーンゴブリン……
 襲い掛かるヴィランのほとんどが、グウェンがスパイダーウーマンとして活動しだしたからこそ現れたものなのでした。
「大いなる力には大いなる責任が伴う」
 言葉こそ同じですが、その指す意味はまるで異なりグウェンを苛みます。
 ヴィランばかりでなく、犯罪検挙に異常な執念を燃やし被疑者に対して容赦ない暴力を振るうことさえ憚らないフランク・キャッスル警部、現在収監されている犯罪者たちの総元締めキングピンに忠実に仕える盲目の弁護士マット・マードック、殺された父の恨みを晴らすべく表は歌手の顔をかぶり活動を続けるフェリシアといったひとびともまた、直接間接の違いはあるもののスパイダーウーマンにかかわりながら自らの思惑を果たすべく行動していきます。
 グウェンは時に傷つき、時に精神的に大いに疲弊しながら、そうしたひとびとと対峙していきます。内心の陰のやがて晴れることを願いながら。

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