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発売直前紹介『デッドプール Vol.5:ウェディング・オブ・デッドプール』

DP_03_05_FC.jpg 劇場版もまだまだ絶賛公開中なわれらがデッドプールさん。コミックスの翻訳もますます絶好調で、今月13日には第3期「Deadpool」誌のTPB第5巻にあたる『デッドプール Vol.5:ウェディング・オブ・デッドプール』が、そして20日には『デスストローク』が刊行されます! え? 後半他人の空似? でもすごく気になるんですもの……

 というわけで、今回は『ウェディング・オブ・デッドプール』のかんたんな紹介を。
 収録作品は第3期「Deadpool」誌の#26から28までと、アニュアルの第1号となります。
 実は、これまで当ブログで、このうちの2話は、
よりぬきデッドプールさん: Death Comes to Tinseltown(#26)
よりぬきデッドプールさん: MADCAPPED!(Annual #1)
 で紹介済みだったりします。
 ですので、残りの2話、そしてこれが、本巻のメインであるデッドプールの結婚にまつわるストーリーになります。
 大雑把にいえば、#27が結婚式当日で、#28がその直後の新婚旅行話にあたります。

 後者からまずいきましょう。デッドプール夫妻がおめでたい旅の行き先に選んだのはなんと日本、ウェイドにとってかつてを過ごしたこの国には、新婦と引き合わせたい友人がいるのでした。けれども、のんびりとした旅行は、ふとしたきっかけから、忍者とヤクザとポケモンの入り混じった大騒動に発展していくのでありました。
 サラリーマンに行き交うひとのひしめく雑踏、そして戦災孤児か、と思わずつっこみを入れたくなるツギハギだらけの服を着た貧しげな子どもたちという、外国から見た現在の日本のステレオタイプなイメージがうかがえる馬鹿馬鹿しくも楽しい一編です。

 そして#27、単行本のほとんど半分を占めるデッドプールの結婚話は、まさにお祭り騒ぎといっていいはちゃめちゃさです。
 ライターとアートに多くのゲストを迎えてのオムニバス短編集パートでは、長く生きてきたウェイド・ウィルソンが過去に体験した結婚や恋愛話が語られ、かつてのオンゴーイング誌やミニシリーズを元ネタに持つものから、メタネタ満載の不条理ギャグまでてんこもり。
 これまで邦訳ではほとんど触れられてこなかったドミノやサノスが出てきたり、劇場版ですっかりおなじみとなったヴァネッサ(もっともコミックとは相当に違いがあるのですが)とのなれそめがあったり、懐かしささえ覚える『マーク・ウィズ・ア・マウス』の番外編があったりで、これまでデッドプールのコミックスを読んできた読者へのサービス満点のプレゼントという感じです。個人的にボン・ダゾのアートがすごい好きなので、『マーク・ウィズ・ア・マウス』絡みの1編は嬉しかったですね。
 そして、見逃せないのは、そのオムニバスにいたる直前の、参加者へ結婚報告を行うショートストーリーです。第3期「Deadpool」誌でお世話になったひとびとが一堂に会する物語展開もさることながら、集合したみんなの笑顔は、これまでの血なまぐさかったりやりきれなかったりすることの多かったデッドプール周辺の鬱屈を晴らしてくれるかのようです。特にウェポンプラス組が楽しげにしている姿には胸が熱くなってきます。

 とにかくドタバタあり、不条理あり、しんみりあり、ヒトラーありと、いい意味ではちゃめちゃが押し寄せてくる『デッドプール Vol.5:ウェディング・オブ・デッドプール』は、デッドプールというキャラクターから想像しやすい息つく間もない展開目白押しな一冊となっています。オススメです!
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テーマ : アメコミ - ジャンル : アニメ・コミック

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