FC2ブログ

『DEADPOOL CLASSIC vol. 4』つづきのつづき

 デッドプールの最初のレギュラーシリーズを集めた『DEADPOOL CLASSIC vol. 4』の残りの収録作についてざっくりと。
 書き忘れていましたが、この本には1997年からはじまった第一期『DEADPOOL』の#18から25までが掲載されています。
 18、19号は「DEADPOOL/DEATH Annual ‘98」からの直接の続編で、ウェポンXの実験施設で被験者達に猛威をふるっていたAマンとのしがらみに決着がつきます。
 全編冬のアルプス山中が舞台になっているんですが、デッドプールほぼずっと上半身裸です。また登場するゲストヒロインがドイツ語しかしゃべれないので、語学に堪能な傭兵という設定が活用されているのを見ることができます。
 23、24、25号は「DEAD RECKONING」と題されたミニシリーズで、20号から22号はそのプロローグにあてられています。というか、どうもこの第1期レギュラーシリーズの冒頭から計画されていたストーリーが「DEAD RECKONING」らしく、知らないキャラクターが何人も説明なしに登場するんでちょっと混乱します。

 大雑把にストーリーをまとめますと、キーになってくるのは「予言」です。
 その予言によれば、20世紀末宇宙より救世主メシアが飛来して地球に平和と安寧をもたらすとされていました。ところが、そのメシアは同時に、異形の破壊者に脅かされていることもまた記されています。破壊者に対抗できるのはただミトラと呼ばれるものだけであり、それこそがデッドプールであるとされているのでした。
 この予言を解読したLL&Lという結社が、成就のためにデッドプールを雇うのですが、果たしてデッドプールは破壊者からメシアを守ることができるのか。そして、メシアの正体とは。
 長く準備されていただけに話のスケールも大きく、ケーブルやキャプテンアメリカなどのゲストの顔ぶれも豪華です。
 ただ、いかんせん、掲載時期が九十年代後半ということもあり、今見ると、キャラクターのコスチュームが時代がかっていたりします。
 例えば破壊者との対決をひかえたデッドプールの強化スーツ姿は、いかにも当時のコスチュームという感じがしますし、
DC04_01.jpg
 キャプテンアメリカのパワードスーツなんて、あの時代の同人誌や雑誌のイラストコーナーが思い出され、別のレトロフューチャー感がふつふつとわき起こってくるのを抑えられません。
DC04_02.jpg
 もっともキャップが、「こんな格好はポリシーに反する」とか「なんでこんなペンキ塗りたてなんだ」とこぼしているあたり、この格好自体は当時の日本的なイラストへの皮肉だったのかもしれませんが。



 オマケ。
 現在のお話ではまったく出てこなくなった、「デッドプールは病でただれた顔にコンプレックスがあり、マスクを脱ぐと人前に出られない」という設定も、このあたりではきちんと使われています。
DC04_03.jpg
 とっさに手近にマスクがなければ代用品で危機を脱する機転も。
DC04_04.jpg
 それでいいんか、お前。という感も強いですが。
 でも、このビール箱デッドプールはギルティギアシリーズのファウストみたいでちょっと好きです。
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)