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よりぬきタスクマスターさん:UNTHINKABLE

 マーベル世界のヴィランにとっての鬼軍曹、他人の身体技能を短時間で完全に把握してしまう超記憶能力を有し、数々の犯罪結社の戦闘コーチを有償で行うタスクマスターさん。
 その詳しい経歴はこちらで紹介されています。アメコミに限らぬ深い知識に裏打ちされた、読みやすくも要点をおさえた記事は、毎度私も愛読させていただいているところです。
 役に立つ読み物はすべて他の方にぶん投げまして、このページでは私の直感的で独断的ななぐり書きを。

TU_FC.jpg 邦訳の出ている「デッドプール・キルズ・ザ・マーベルユニバース」で他のヴィランやヒーローを抑えて大きく取り上げられていたように、デッドプールとは因縁の深いキャラでもあるタスクマスターですが、いまいちその出自は明確ではありませんでした。
 それを整理するべく刊行されたのがミニシリーズ『TASKMASTER: UNTHINKABLE』です。
 どんなキャラクターでも人気が出ればその設定が掘り下げられるというのは、これはもはやアメコミのお約束というやつで(別にアメコミに限らないとも思いますが)、このあたり当初はヴィラングループのあまり重要でない一員だったデッドプールが人気に後押しされてキャラクターとしての個性をたくましくしていったのに似ています。
 というわけで、少々強引ではありますが、今回は「よりぬきデッドプールさん」の番外編としまして、この『TASKMASTER: UNTHINKABLE』の紹介を。

 物語は、来年頭にヴィレッジブックスから邦訳の予定されているクロスオーバー『シージ』の、その終結後の話となっています。
 いろいろありまして、多くのヴィランが死亡、はたまた拘束された後、そんななかでも特に不利益を被ることなく活動を続けているものもいました。タスクマスターもそんな一人です。
 けれども、そのようなポジションがかえって残された無名ヴィラン達の疑惑を生じさせることになります。
「なんであいつだけ?」
 こういう疑惑は往々にしてエスカレートするもので、「もしかしてキャプテンアメリカにでも取り入って見逃してもらったんじゃないか?」に変化するまでさほど時間はかかりませんでした。
 やがてこの疑問は怨嗟となり、タスクマスターこそ全ヴィランの裏切り者だという確信に変わっていきます。そしてそれに拍車をかけるのが、彼にかけられた賞金で、その額なんと10億ドル。
 なにしろそんな巨額ですから、数々の犯罪結社が資金源にとなかば共闘する形でタスクマスターを狙います。
 いつものA.I.M.やヒドラ、アルティメイタムなどに加えまして、
TU_01.jpg
 という有名無名どちらかというと無名、というかこのエピソードで初登場の連中もちゃっかり混ざっていたりしまして、さらに、
TU_02.jpg
「まさかの時の宗教裁判!」
 まで加わります。

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テーマ : ブックレビュー - ジャンル : 小説・文学

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