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馬ときつねと

 前回の記事で書きました落語の演目「付き馬」のことをもう少しだけ。

「付き馬」は廓噺となっておりますが、少々変則的なかたちとなっております。といいますのも、廓つまり遊郭吉原の内部が描かれるのは、冒頭のほんのさわりだけで、聞きどころの中心はもっぱらその外での出来事となっているからです。
 では、分類の上だけでの名目かといいますと、それには首を横に振らざるをえません。「付き馬」は、たとえ廓外の物語であっても、十分に廓噺としての面目を施しております。そして、その所以となっているものこそが、演題にもなっている付き馬という職業です。
 吉原初期には大門近くに馬小屋があり、そこに馬子も常駐していました。そして、代金が足りなかった客に、この馬子が馬を引き連れて自宅までついていき、玄関先にくくりつけておいたそうです。こうすれば、外から見ても、一目であそこの家は代金でしくじりをしたのだとばれますから、なんとしても不足を工面しなければならなくなる。
 後になって馬子のかわりに妓桜の若い衆が取り立てを行うようになっても、名前だけが残り、そういう人も「付き馬」あるいは単に馬と呼ばれたとのことです。
 廓といいますか、吉原特有の職種だけに、遊郭の風俗がその名からも伝わってきます。
 だからこそ、「付き馬」は廓噺といわざるをえないのでしょう。

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馬を逆向きに歩ませて

 東京二日目、といいましてもイベント明けの帰路につく日ですが、早々に寝床から這い出してはみたものの、そのままとんぼ返りをするのも味気なく、考えてみればこれまでベタな東京観光というのをしたことがなかったなと思い立ち、東京名所散策を急遽決行しました。
 折角なのでまず向かうのは浅草。
 ベタです。糸を引きそうなぐらいにまでベタベタですが、それにも理由があります。
 なにしろ、町に出たのが午前八時ちょっと過ぎ、いくらなんでも店は開いておりませんから、参るなら寺社仏閣と狙いを定めまして、水天宮と靖国神社を含めたなかで、一番観光客の行きそうな場所を選んでみました。
 とはいいましても、土地勘はまったくありません。私が地理的に知っている浅草の情報といえば、「東」、実にシンプルな一字だけです。ですので、路線図とにらめっこして、とにかく近そうな場所に向かう作戦をとりました。
「浅草橋」
 うん、ここだ。
 迷ったり悩んだりするなんて選択肢はありません。
 東京駅に背を向けて、山手線を一路秋葉原へ。そこで総武線に乗り換えて、乗り換えたと思ったらもう目的地です。

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ふたば学園祭7レポート

 五月三日に行われたふたば学園祭に行ってまいりました。
 まずは、参加されたみなさまお疲れ様でした。
 私は当日新幹線内で、妙な倦怠感に襲われ、東京に着くまで、新大阪で買ったペットボトルのお茶一本を飲むのがやっとという体調で、ややぐったりとしておりましたが、いざ会場に入りまして、イベントが開催されるやどんどん回復していきました。
 同好の士からもらうパワーの大きさって、ほんとうにすごい!

 例年はサークル入場時間前に大田区産業プラザPIOに到着しているのですが、品川で栄養ドリンク買ったり、ぐったりトイレにこもっていたりして、今回は受付開始後に入りました。
 もっとも、ゴールデンウイーク前半を襲った雨の名残りが、まだパラパラしておりましたので、結果的にはそちらでよかったかもしれません。

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